マスーム・ミナワラ氏とのインタビュー (2023年ヤングリーダー – インド)

ヤングリーダースポットライトシリーズでは、インドのファッション界を代表するマスーム・ミナワラ氏にスポットライトを当てます！ 彼女はヤングリーダープログラムでの経験と、インドとフランスの関係強化における自身の重要な役割について語ってくださいました。

2023年ヤングリーダーとしてのご経験を教えてください。

2023年のヤングリーダープログラムに参加したことは、本当に素晴らしい経験でした。このプログラムは非常に丁寧に計画されており、多様なセクターを通じて完璧なバランスを保っていました。さまざまな体験や参加型の活動、ワークショップに至るまで、すべてが慎重に選ばれていました。これまで多くのリーダーシッププログラムに参加してきましたが、このプログラムほど計画性が行き届いており、細部にまで気を配られたものは他にありませんでした。

ヤングリーダーが、インドとフランスに利益をもたらす交流やイノベーションの促進において果たすべき役割とは？

私の視点から、特にデジタル起業家精神やファッション分野に深く関わる者として、ヤングリーダーには影響力のある対話とイノベーションを推進する大きな可能性があります。フランスはファッション業界における世界的リーダーとしての地位を確立しており、一方でインドは複雑なディテールや刺繍に関する専門知識を備えた堅実な製造インフラを有しています。この2つの分野を世界のファッション界で結びつけることで、膨大な可能性が開けると確信しています。私の立場を活かして、両国間の協力をさらに促進できれば、驚くべき成果が得られるでしょう。

ヤングリーダーセミナーでの異文化交流は、フランスとインドのリーダー間に強い個人的なつながりを築く重要性を強調しました。このようなつながりが、両国間の協力にどのようにプラスの影響を与えるとお考えですか？

こうした個人的なつながりは、明らかに大きな財産となります。こうした関係を築く過程では、異なる背景、特に多様な経済や文化的ニュアンスから学ぶことが含まれます。この違いの中に共通点や協力の可能性を見出すことができます。経済的、文化的、社会経済的背景が異なる2つの国を考えたとき、それぞれの強みと弱みがしばしば補完し合うことがわかります。産業や個人的な関係を通じて、これらの相乗効果を活用することで、驚くべき可能性が広がるのです。

このような関係がどのように成長していくことを望み、そのためにどのように貢献したいと思いますか？

インドとフランスの関係を、特にデジタル起業家精神の分野で育み、拡大させることに非常に意欲的です。両国の強みを活かした形で、フランスのカウンターパートと意義深いコラボレーションを促進することを目指しています。デジタル起業家精神だけでなく、先ほど述べたように、ファッション業界にも大きなシナジーの可能性があります。両国の専門知識や資源を活用した協力とパートナーシップの可能性を積極的に模索していくつもりです。積極的な取り組みとオープンな姿勢を通じて、この関係の成長と豊かさに貢献し、両国に利益をもたらす機会を創出したいと考えています。